のんびり薬膳日記#2 薬膳を続けていたら、ストレスの感じ方が変わった話

「ストレス」って何でしょう?
最近は特に、この言葉を聞かない日はありませんが。むしろ回数増えてますね。

ストレスとは「外からの刺激に対するカラダやココロの反応」のことだそうです。
ストレスの原因となることを取り除ければいいのでしょうけども、まあ、まず無理なことが多い。

平熱が35.8度だった頃の私は、「きつい、だるい」が最大のストレスでした。
きついから起きれないし、仕事行きたくないし、がんばって行っても集中力続かない。毎日がサザエさん症候群。
楽しくない。ココロはずまない。なーんにもしたくない。

このストレスの原因、何だったと思いますか?
「消化力の低下」だったんです。
薬膳に出会って、分かりました。そして、こう思いました。
取り除けないストレスが多い中、これは解決可能なんじゃないの?

つきつめれば、消化力が落ちた原因があるのでしょう。仕事とか、恋愛とか、対人関係とか。
でも、エネルギー回復すれば、戦えるかもしれない。作戦を思いつくかもしれない。次のステージに行けるかもしれない。

そして、消化力をアップする効果のある食材をなるべく選んで食べる、ということを続けていたら。
平熱は上昇。
そして何より。
食べる物がおいしくなった!
「おいしい」って幸せなんだ!というのは、すごく新鮮な感動でしたね。
特に、気の置けない仲間との飲み会。おいしいし、話すのが楽しいって、久々ぶりの感情!!

ところが。ストレスって、終わりがないんですよ。
次のストレスは? 蕁麻疹となって現れました。
顔、首、背中に、ミミズ腫れみたいなのができては消え、を繰り返す。
皮膚科では、アレルギーではないですね、様子を見ましょう。
で、ステロイドの塗り薬。
薬を塗れば消えるけど、また別のところに現れる。

そして、もう1つ。
喉の違和感。ずっと何かが引っかかっているような感じがする。

薬膳的に体調を分析してみますと…
「エネルギーの巡りが滞っている」と分かりました。
なので、巡りをよくする食材をなるべく選んで食べることにしました。

【気の巡りをよくするオススメ食材】
たまねぎ、ピーマン、らっきょう、エンドウ豆、みかん・オレンジといった柑橘類、フェンネル、玫瑰花(まいかいか、はまなすの花)、ジャスミン、陳皮(ちんぴ、みかんの皮を干したもの)

みかんは手軽に食べられてよかったですね!
冬は王道のこたつにみかん。
エンドウ豆は、豆苗、きぬさや、スナップエンドウ、グリーンピースも同じ働きをする仲間。
特に豆苗は生でも食べられて、切った後の根部分を水を張った器に入れておくと、また生えてくるという、経済的にもお助け食材。

ジャスミンは、華やかで甘い香りの白い花。
陳皮は同じく茶色の細くカットされたもの。
緑茶や紅茶とブレンドして、よく飲みました。
ふんわりとよい香りがして、リラックス!にもってこいです。

ちょっとした不調には、薬膳で対応できる。
これを知ってから、ずいぶん気が楽になりました。
人間関係も経済問題も流行の病も、手に負えないけれど、カラダとココロが充実していたら、何とかなるかもしれない。
これ、よくないですか?!

ちなみに、前述の「のどの違和感」。
西洋医学的には「ヒステリー球」というそうです。
薬膳の基礎となる中医学(東洋医学)では、「梅核気(ばいかくき)」。
梅が喉にひっかかった感じ、というところからきています。
ヒステリー玉より梅ちゃんの方がかわいいよね?!
薬膳のそんなところも好きです。

次は、「梅ちゃんがどうなったか?」のお話です。

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