【レシピ】材料2つだけ! ごぼうの梅煮
梅の旬は5月から7月頃。
梅酒に梅シロップ、梅干しなど「梅仕事」の季節です。
梅には食欲増進効果や疲労回復効果があり、夏バテや疲れた時、風邪気味のときにぴったりです。
昔から「梅は三毒を断つ」と言われます。
◆三毒とは
(1)水毒:体内の水分の汚れ
(2)食毒:暴飲暴食や不規則な食事などで体内のバランスが乱れた状態
(3)血毒:血液の汚れ
なるべくためたくないですね!
今回は、梅干しと、梅と同じく解毒の働きをもつ「ごぼう」を組み合わせた1品です。
材料2つだけで調味料いらず!
調理時間は長いですが、コトコトにるだけなので、まとめてつくって常備菜にもどうぞ。
◆薬膳的な食材の働き
・梅干し:体を潤し喉の渇きを止める。解毒。痰を取り除く。下痢や出血を止める。
・ごぼう:体の余分な熱を冷ます。解毒。整腸作用により便通を良くする。
- 梅干しは「下痢」に、ごぼうは「便秘」にと反対の働きがあります。下痢か便秘が気になるときは、違う食材で組み合わせて!
- ごぼうは体を冷やす性質があり、食物繊維が多いです。胃腸が冷えていたり弱っている場合は、控えてください!
材料(作りやすい量)
- ごぼう 2本
- 梅干し 大4個
- 水 適量
作り方
- ごぼうの皮を包丁の背でそぎ落とし、5cm程度の長さに切る。太いものは半割にする(アク抜きは不要)。
- 鍋にごぼうと梅干を入れ、完全に浸るように水を加える(水は多めが手間いらず)。
- 火にかけて沸騰したら弱火にし、3~4時間コトコト煮る。途中、水が少なくなったら継ぎ足す。
- 器に盛り、梅干しをつぶしながらいただく。夏は冷やしてもおいしい。
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