【レシピ】夏野菜と温玉の味噌汁
味噌汁の良いところは、食材からいろんな栄養を摂れること。
野菜、豆腐、卵、肉や魚…何でも具にできる懐の広さは、味噌汁ならでは!
汗をかいて失われた水分や塩分が補給できるのは、暑い季節にピッタリです。
そして発酵のすごさ!
味噌の原料である大豆は、植物性のタンパク質が豊富。これが発酵することで、アミノ酸やビタミンなどが多く作られるんです。
暑いと冷たいものやのど越しのよいものを食べたくなりますが、冷たいものや生ものの摂りすぎは、消化器系の働きを弱らせます。
消化器系の不調は、食べ物から気を作り出す力が弱くなり、いわゆる「夏バテ」になります。
夏こそ味噌汁!夏バテ防止にいかがですか?
◆薬膳的な食材の働き
・味噌:消化器系の働きを整える。解毒。食欲不振や倦怠感、むくみの改善に。
・かぼちゃ:体を温め、気を補う。疲労回復に。
・オクラ:消化器系の働きを整える。体を潤す。疲労回復や便秘に。
・トマト:体を潤し、渇きを止める。熱を冷ますので、暑気あたりに。
・鶏卵:血と潤いを補う。心を落ち着かせる。
・みょうが:気血の巡りをよくする。
材料(1人分)
- だし汁 200ml
- かぼちゃ(正味) 50g
- オクラ 2本
- プチトマト 2個
- 卵 1個
- 味噌 小さじ2
- みょうが、大葉、ネギなどお好みの薬味
作り方
- かぼちゃはワタと種を取って、薄めの1口大に切る。オクラはガクを取り、1本は縦半分に、もう1本は小口切りにする。プチトマトはヘタを取っておく。
- 鍋にだし汁を沸かし、かぼちゃを入れて柔らかくなるまで煮る。
- 電子レンジで温泉卵を作る。耐熱の器に卵を割り入れ、卵全体にかぶるくらい水を注ぐ。黄身を爪楊枝で4~5か所つついて穴を開ける(卵の爆発対策!)。
ラップはせずに、レンジ500Wで50秒にかける。出来たら、余分な水分を捨てておく。 - かぼちゃが煮えたら、オクラを加え、一煮立ちさせる。
- プチトマトを加え、沸騰したら火を止めて、味噌を入れ溶く。
- お椀によそい、味噌汁を注ぐ。温泉卵を乗せ、好みの薬味をトッピング。
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