【レシピ】ほっこりトマト粥
「土用」といえば「丑の日のうなぎ」を思い浮かべる方が多いと思いますが、実は年4回、季節と季節の変わり目にあるのです。
2023年の「冬土用」は、冬と春の間の18日間。1月17日から「立春」の前日である2月3日までです。
「夏土用」は丑の日に「う」のつくもの=「うなぎ」や、黒いものを食べるといいと言われています。
では、「冬土用」はというと、未(ひつじ)の日に「ひ」のつくもの、赤いものを食べるといいそうです。
ちなみに2023年の土用の未の日は1月25日です。
季節の変わり目は体調を崩しやすく、脾(消化器系)を整えるといい時期です。
胃腸を整えるには、やはりお米。消化の良いお粥にすればなおGood!
ということで、赤くて胃腸も整えるトマトのお粥をご紹介します。
トマトは体の熱を冷ましますが、加熱するとその働きは和らぎます。冷えが気になる方は、しょうがやネギを加えても。
また、油との相性がよいので、ごま油やオリーブ油をたらしても。
◆薬膳的な食材の働き
・うるち米:気を補い、胃腸の調子を整える。
・トマト:潤いを補い、体の熱を冷ます。胃腸の調子を整える。
材料(2人分)
- 米 1/2合
- 水 600㎖
- ミニトマト 6~8個
- かいわれ大根(飾り用) 少々
- 塩 ひとつまみ
作り方
- 研いだ米、水を鍋(できれば厚手が◎)に入れ、蓋をせずに強火にかける。
- 沸騰したら、鍋底から米をはがすように混ぜる。
- 蓋をして弱火で20分煮る。4つに切ったミニトマトを加え、さらに5分煮る。
- 塩で味付けし、5分蒸らす。器に注ぎ、かいわれ大根の葉を飾る。
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