【レシピ】柿としょうがのスパイス黒糖煮
「柿が赤くなると医者が悪くなる」と言われます。
聞いたことありますか?
柿は滋養のある食物で、出回る頃になると病気が減って医者が青くなる…という意味とのこと。
柿は体を冷やす性質があるので、温める食材を合わせて寒い冬向けにしてみました。
スパイスはどちらか1種でも、苦手な方はなくてもおいしくいただけます。
◆薬膳的な食材の働き
・柿:肺を潤し、渇きを止める。体の熱を取る。空咳や喉の渇き、二日酔いに。
・しょうが:体を温めて発散させる。冷えや風邪の症状、吐き気や食欲不振に。
・黒砂糖:体を温めて胃腸を整える。血の巡りをよくする。冷えや食欲不振、月経痛に。
・シナモン(桂皮):体を温める。冷えによる腹痛や関節痛、月経痛に。
・カルダモン:体を温め、気の巡りをよくする。胃腸を整え、余分な水分を出す。消化不良や食欲不振に。
柿には、お酒のアルコール分解を促進する働きもあります。飲む前の酔い対策、飲んだ後の二日酔い改善にも柿をどうぞ!
材料(作りやすい量)
- 柿 1個(約250g、皮と種を除いて約220g)
- しょうが 10g
- 黒砂糖 88g(柿の約4割)
- 水 50ml
- シナモンパウダー 小さじ1/4
- カルダモンパウダー 小さじ1/4
- レモン汁 大さじ1
作り方
- 柿は皮を剥き、種を取り除いて、細かく刻む。しょうがはすりおろす。
(ペースト状のジャムにしたいときは、柿はブレンダーかミキサーにかける。その場合、水50mlは不要) - 鍋に① の柿としょうが、黒砂糖、水を入れて火にかける。弱火で柿がとろりとするまで煮る。
- ②にレモン汁、スパイスを加えて一煮立ちさせる。
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