【レシピ】鰹の大葉巻き&ごま焼き
鰹の旬は春から初夏と秋の2回あり、春から初夏は「初鰹」、秋は「戻り鰹」と呼ばれます。
気血を補い、消化器系の働きを高めてくれる鰹は、疲れたときの元気チャージにもぴったりです。
季節の薬膳としては、
春は大葉巻き(ストレスで滞った気を巡らし、肝血を補う)、
秋はごま焼き(ごまで潤す)ですが、
体調やお好みでどちらを選んでも、両方でも!
食べきれずに残った鰹のタタキのリメイクにも。
◆薬膳的な食材の働き
・鰹(かつお):平/甘、腎脾
補気、補血、健胃、益精
気血を補う。消化器系の働きを高める。疲労、体力低下、エイジングケアに。
・黒ごま:平/甘、脾肺肝腎
補腎、補肝、滋陰、健脳、補血、潤燥、通便
潤いと血を補う。エイジングケアや不眠、便秘に。
・白ごま:平/甘、肺脾大腸
潤燥、滑腸、潤膚
潤いを補う。肌の乾燥や肌荒れ、便秘に。
・大葉(紫蘇):温/辛、肺脾
解表、散寒、行気、寛中、安胎、解毒
体を温め、発散させる。気を巡らす。カゼ、嘔吐、食欲不振、つわりに。
材料(2人分)
- 鰹(切り身) 200g
- 白ごま・黒ごま 各大さじ1/2
- 片栗粉 大さじ1
- 大葉 6枚
(切り身の枚数で調整してください) - 醤油 大さじ1
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- オリーブ油 大さじ1
作り方
- ビニール袋に片栗粉を入れ、鰹の半分を入れて全体にまぶしたら、
鰹を取り出して大葉で巻く。 - 1のビニール袋に白ごま・黒ごまを加えて混ぜ、鰹の残り半分を加える。
軽く押さえるようにして、鰹にごまを密着させる。 - フライパンにオリーブ油を引き、1・2を焼く。
- 3に醤油、酒、みりんを加えて、鰹にからめる。
体質チェック付!体質改善の薬膳診断
質問項目にお答えいただき、あなたの体質をチェックし、食事や薬膳のアドバイスを致します。
慢性的に体調が優れないなどありましたら、体質診断を行って、あなたに合う薬膳を把握していただき、食生活の面から改善しませんか?体質改善を目指す方はぜひご一読ください。